卜伝飄々 風野真知雄
2018.08.25 Saturday 11:56
卜伝飄々 風野真知雄

◎ あらすじ

剣聖といわれた塚原卜伝の晩年の逸話を描いた短編集。

◎ 感 想

塚原卜伝の剣術ものと期待して読んだので、ちょっと期待はずれ。
一つ一つの逸話は淡々としたものが多く、読んでもふ〜んという感じ。
宮本武蔵、柳生兵庫などのような物語性は感じなかった。

◎ おすすめ度

☆☆ (5点満点)


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楽園(下) 宮部みゆき
2018.08.08 Wednesday 16:45
楽園(下) 宮部みゆき

◎ あらすじ
等が描いた絵がきっかけとなり、滋子は土井崎家の事件を調べていくうちに、生来のジャーナリスト魂に火がつき、自身のために事件の謎を解明せずにはいられなかった。
しかし、そのことが現在も進行している事件に導かれるように結びついていく。

◎ 感 想
読んでいて、もちろん小説ではあるが、ジャーナリストってなんなんだろう?って考えさせられた。
それぞれの家庭にそれぞれの事情が有り、そっとしておいて欲しいこともあるはず。
主人公の滋子は、最初は気の進まない依頼ごとであったが、次第に自分自身が納得したいがために、関係者の止めてほしい、という要請を無視するような形で、他人の人生に踏み込んでいく。
滋子を助けるような形で登場する刑事たちも、あまりにも軽くて、正直この小説の登場人物に対して誰にも全く好感が持てなかった。
そのせいか、読み終わっても納得感というものはなく、釈然としない感じだった。

◎ オススメ度 
☆☆ (5点満点)


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楽園(上) 宮部みゆき
2018.07.03 Tuesday 00:40
楽園 宮部みゆき

◎あらすじ
ライターだった前畑滋子は、連続殺人事件の取材において一躍時の人となったが、逆にその事件がトラウマとなりその後は一プロダクションの社員として日々を過ごしていた。
そんな滋子の元に、不思議な能力を持っていたかもしれない少年の取材依頼が舞い込む。
その子自体は、交通事故で既に亡くなっていたが、その子の能力はまさに滋子のトラウマとなっているあの忌まわしき連続事件にもつながっていた。

◎感想
それなりに面白いが、引き込まれるというほどではない。
話の進行がまどろっこしい。
特に主人公のトラウマとなっている過去の事件について、少しづつ状況が明らかになるような展開のようだが、結果として状況がよくわからないので、主人公に今ひとつ共感がわかない。
しかも、この主人公夫婦の会話が気持ち悪くて、かなりひく・・・
まあ、後半の展開に期待。

◎オススメ度
☆☆☆ (5点満点)

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繭 青山七恵
2018.06.02 Saturday 16:49
繭 青山七恵

◎ あらすじ
舞が経営する美容室「ダイアナ」に、羽村希子という女性が現れる。
最初は、美容師と客という関係であったが、後に同じマンションの住人であることがわかり、次第に距離が近づいていく。
舞はそのマンションで夫である孝と二人で暮らしていたが、その夫婦生活には人には言えない問題があった。

◎ 感想
読み終えての感想は、意味不明・・・
読んだあと、時間の無駄だった感だけが残った。
登場人物にまともな人間がおらず、全く共感できない・・・
結末もよくわからず、やっぱり意味不明・・・


◎ オススメ度
☆ (5点満点)

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薬子の京(下) 三枝和子
2018.04.22 Sunday 22:09
薬子の京(下) 三枝和子


◎ あらすじ
桓武天皇の死後、薬子は天皇の座についた平城天皇の尚侍として仕えることとなる。
ただし、その結果として、以前ほど思ったことを帝に伝えることができず、平城天皇は次第に側近の陰謀に巻き込まれていく。

◎ 感想
いろいろ、わかりにくい部分はあったが、なかなか興味深い小説だった。
歴史好きには、おすすめかも。
まだ、武士というものがいなかった時代なので、帝のまわりでの権力争いは公卿の権謀術数の世界。
怨霊などもはびこり、ドロドロっとした時代だったんだな、という感じ。

◎ オススメ度  ☆☆☆☆(5点満点)

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奇貨居くべし 黄河篇 宮城谷昌光
2018.01.03 Wednesday 23:44
奇貨居くべし 黄河篇 宮城谷昌光


◎ あらすじ
孟嘗君が亡くなったことにより、後ろ盾をなくした薛国、慈光園。
斉が攻めてくるという情報に接し、幹部たちは魏に救援を要請する。
だが、その魏が斉と示し合わせ、その矛先を薛と慈光園に向けようとしていることを知った呂不韋は、旧敵であった陀方に救援を求めた。

◎ 感想
まさに、昨日の敵は今日の友の時代。
力こそが、正義の時代。
その中でも、呂不韋は美しい心で生き続けようとする。
緊迫感流れる巻でもあったので、やっぱり読んじゃうよね!

◎ オススメ度 ☆☆☆☆☆ (5点満点)



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青雲はるかに(上) 宮城谷昌光
2017.12.02 Saturday 20:21
青雲はるかに(上) 宮城谷昌光
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◎ あらすじ
魏で学問を学びながら、将来に大志を抱き続ける范雎。
しかし、その思いとは裏腹に、得られたものは鄭安平という生涯の友だけだった。
失意の中にいた范雎は、鄭安平に足の悪い妹がいることを知り、その妹の足を治すことに自分の運命をかけてみようと考える。

◎ 感想
流れ的には、呂不韋が主人公の「奇貨居くべし」と微妙に接点がありながら、少し前の設定の話。
范雎には、要所要所で彼の運命を変えるような出会いがあり、それが連なってひとつのストーリーとなっていく。
范雎の周りの人たちも、それぞれにキャラクターがあり、その人たちが范雎の人生の中でそれぞれの役割をはたしていく。
人と人との関わりがテーマになっているような小説に感じた。

◎ オススメ度
☆☆☆☆ (5点満点)

 

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団塊の秋  堺屋太一
2017.11.11 Saturday 16:10
団塊の秋 堺屋太一
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◎ あらすじ
卒業旅行でしりあったメンバーで構成される「加米の会」
仕事も境遇も違うメンバーは、人生における様々な選択や、周囲の環境の変化にさらされながら、それぞれの人生を歩んでいく。


◎ 感想
特定の主人公はなく、団塊の世代のそれぞれの人たちの人生を、その時起こるであろう堺屋氏による社会情勢の変化の予想など踏まえながら、それぞれの視点でとらえていく。
あえて主人公といえば「加米の会」そのものであり、この会を中心に時系列によるそれぞれの人生模様が展開されていく。
なかなか面白い試みではあるが、2030年まで小説では描かれており、しかもSFではなく現実感を伴った話なので、後世で一つ間違えば笑い話になりかねない小説。
ただし、身近な話が多い分、それなりに現実感は伴っていて、違和感なく読めた。
ただ、最後は家族関係などに行きつくところがあり、誰が一番幸せだったのか、どういう人生が一番幸せなのか、など考えさせられるところの多い話でもあった。

◎ オススメ度
☆☆☆☆ (5点満点)

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フリーター家を買う。 有川 浩
2017.10.24 Tuesday 01:31
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フリーター家を買う。 有川 浩

 



◎ あらすじ
誠治は、大学を卒業して一度就職をしたものの、三ヶ月でやめてしまい、気ままなフリーター生活を送っていた。

同居している両親にも心配をかけているとわかっていながらも、特に父親との交流を拒絶し、それが母親への心の負担となっていることなど全く気付いていなかった。

しかし、急遽実家に帰って来た亜矢子から告げられた事実は、母が重度のうつ状態に有り、放置しておくと命に関わるという衝撃の事実であった。


◎ 感想
正直、タイトルから予想していたのは、ちょっとコメディチックな内容なのかな、と考えていた。

ところが、内容は家庭がうつ状態になったさいの家族の話だった。

どこでの家庭でも起こりうる話で、色々と考えさせられる内容だった。

また、誠司の人としての成長過程がよく描かれており、決して読んでいて楽しい小説ではなかったが、読んでよかったな、と思える本だった。

◎ オススメ度
☆☆☆☆ (5点満点)

 

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薬子の京(上) 三枝和子
2017.10.22 Sunday 16:55
薬子の京(上) 三枝和子


◎ あらすじ
薬子の父である藤原種継が、暗殺された。
桓武帝の信任厚い種継が殺害された事件は、次第に皇位継承権の絡む問題へと結び付けられ、桓武帝の弟である早良親王を首謀者として決着がはかられる。
見に覚えのない早良親王は無実を訴えるが受け入れられず、兄の桓武帝を恨みながら死んでいった。
その後、災害や桓武帝の周囲の人が不可解な死が続き、早良親王のたたりだと都は騒然となっていく。

◎ 感想
大きな戦がなかった時代なので、あまり小説などの記載が少ない平城京から平安京への時代の話。
長岡京などの記載もあり、なかなか興味深く読めた。
まあ、この時代はモラルもへったくれもないんだな、と思わされるが、結構面白かった。
名前に馴染みがない人ばかりなので、最初がちょっとわかりにくかったが、歴史好きにはおすすめ。

◎ オススメ度 ☆☆☆☆

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