陽の鳥 樹林 伸
2013.02.20 Wednesday 00:35
陽の鳥  樹林伸 です


クリックで挿入




 ◎ あらすじ

天才科学者、沖田森彦は、名嘉城和也との共同研究により、ヒトのクロ

ーンに道を開くクローン胚の開発に成功した。


これを世間に発表すれば、世紀の大発表となるはずであった。


しかし、その発表を間近に控えたある日、沖田森彦の一人息子有基が

事故により死んでしまう。


和也の家へ、木を登ってベランダから入ろうとした際に、転落した事故

と思われた。


有基の母親は有基を生むと同時に死んでしまったため、父一人子一人で

ここまで育ててきたため、森彦はその死に打ちのめされる。


有基の遺体を目にした森彦は、遺体から有基の細胞を秘かに採取する。


そして森彦は、自ら開発したクローン胚を使い、有基のクローンを生み

出すことを計画する。


森彦は、和也の死に責任の一端を感じていた共同研究者の和也を説得し

て計画に同意させた。


しかし、クローンを生み出すためには、クローンを産んでくれる女性の

存在が不可欠であった。


森彦は、交際中の女性 日比野奈緒を睡眠薬で眠らせ、奈緒に有基のク

ローンを人工授精させるという悪魔の計画を実行する。



◎ 感想


今話題のiPS細胞が、この話のモデルになっている気がする。

作者の取材も徹底しており、こだわりが感じられる。


この話を読んでいて感じるのは、もしかしたら人間は近い将来、生と死さ

えも自らの手で操作できるようになるのかもしれない。


でも、それが良いことなのかどうか。


好きな人を好きな時に生き返らせることができるようになった場合、世の

中がどうなるのか。


やはり、生と死というものは、犯してはいけない尊厳のある領域ではない

のか。


親しい人の死というものは当然辛いものではあるが、それを受け入れるか

らこそ、新しい命の誕生に感動があるのでは?


そんなことまで、感じました。


◎ オススメ度

☆☆☆☆ (5点満点)




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2013/03/17 4:10 PM posted by: 株とリート
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。
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