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星籠の海(上) 島田荘司
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2016.02.13 Saturday 16:41星籠の海 島田荘司
◎ あらすじ
瀬戸内海に浮かぶ小島、興居島。
この小さな島に身元が不明の死体が、続々と流れ着く。
この怪事件の相談を受け、調査に向かう御手洗と石岡。
科学的な操作で、死体の出どころを突き止めるが、そこでは宗教団体を隠れ蓑にした恐ろしい陰謀が進行中だった。
◎ 感想
この作者の作品は、初めてだったので、登場人物なども前知識が全くなかったのだが、シャーロックホームズの和製現代版ですね。
推理で、何事も解釈していくスタイル。
ただ、あまりにも、推理や人間観察が性急で、ちょっと引いてしまう部分もある。
話の展開も、面白いのだが、あっちへ飛び、こっちへ飛び、が多すぎて、なかなかついていきにくい。
一つ一つのエピソードは、それぞれおもしろい。
ただ、最後は当然リンクしてくるのだろうが、また違う話か、という感じ。
でも、全体を見れば、芝居がかったところが、鼻につく部分もあるが、面白い。
◎ おすすめ度
☆☆☆☆(5点満点)
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